招待された結婚式がご祝儀制だった時の損した感
こんにちは。
先日、友人から結婚式の招待状が送られてきました。中身の会場住所を見るとなんと山形県で式を挙げるそうで。
遠い!いや同じ東北だけど!ほぼ東北の両端!
ここで妻から一言「山形ってご祝儀制じゃなかった?」
マジ!?
これまでご祝儀制の結婚式には一度も参列した経験がないので【ご祝儀制=高い=行きたくない】のイメージを持っています。もうそれだけの理由で欠席に○付けて返信してやろうと。
あれ?会費15,000円って書いてる。一安心。
ビビらせやがってご祝儀制め!
ということで後日、一緒に参列する青森在住の友人たち3人といざ山形へ!車でGO!
ホテルに無事到着
青森県弘前市から山形県天童市まで車で4時間かけて無事到着。予定より2時間早く着いた為、部屋の清掃が間に合ってないようで・・。
取りあえず、フロントに荷物を預かってもらうことに。
時間がかなり余ってるのでここで昼飯を食べに行くことにして、フロントのお姉さん(推定45歳)におススメの店を聞いたところ、近くの「水車生そば」の「鳥中華」がおススメらしいのでそこへ向かいました。
お店に着くと結構並んでましたが、10分も待たずに中に案内されます。
メニューは見ずに「鳥中華4つ!」注文して間もなく鳥中華が到着。
なんでも鳥中華はまかない用に作っていた、蕎麦に使う和風だしと鶏肉を使ったラーメンで、もともとは裏メニューとして一部の人にしか提供していなかったものらしいです。
めちゃうま!味は結構 濃い目で、コショウが効いててスパイシーな感じも好みの味です。
披露宴会場に到着
その後、ホテルに帰りフォーマルウェアに着替えて会場へと向かいます。
結婚式の招待状には「会費15,000円」と書いてあったものの、その記憶は2か月前のもの・・・。
本当に会費制なのか?の不安を抱えながら、開場までウェルカルドリンクのビールをガブ飲みして待ちます。今日家を出る前にもう一回招待状を確認するべきだったなぁ。
ご祝儀制が主体の地域で会費制披露宴を行うと起る現象
そわそわしながら待っていると、いつの間にか受付が開始されてたので後ろに並びます。
受付までの列は新郎側は大半が男性、みんな裸の15,000円を握りしめて並んでいます。
反対の新婦側の列を見ると大半が女性。まぁ友達たくさん呼べばこんな感じになるわな。とか思いつつ手元をよく見るとその手にはご祝儀袋。
むむ?友人に確認すると、「会費15,000円だべ~」との認識でしたが、あれ見て!あっちの列みんなご祝儀袋もっとるやん!
などと焦っていると、どうやら向こうの女性たちもこっちの「裸の札」を見て困惑してる模様。
行列がざわざわし出す。
新婦側の先頭で受付済ませてる人を見ると、ご祝儀袋から恐るおそるお金を取り出して渡していました(笑)
なんだみんなわからなかっただけなのね。
後で会場のバーテンに話を聞くと「ここら辺ではご祝儀制が一般で会費制の披露宴は初めてですよ」とのこと。
さっきのご祝儀袋も多分初めての会費制に戸惑った結果ですね。
会費制披露宴とは
ゲストから平均15,000円~20,000円を会費として式場受付で集めて、その会費でゲストに関わる費用、例えば料理代、飲み物代、ちょっとした引き出物等を賄うやり方です。
受付係は大抵の場合、兄妹やいとこといった親族に頼みます。このとき、会費については基本はそのまま手渡しで受付係に渡します。そしてその場で金額を確認して出席者の席順や式の進行が書いた式次第と交換します。
会費制のメリット
なんといってもゲストに呼んだ人たちの持ち込み金額が少なくて経済的に助かります。ご祝儀だと、友人の披露宴の場合、相場が30,000円となるので約半額の出費で済みます。また、ご祝儀の多い少ないを気にすることも無くなります。気にしたことないけど。
新郎新婦側は決まった金額を集めるので予算も立てやすく、会費によってゲストに関わる費用を賄えるので、何人招待しても構いません。なので田舎の披露宴ともなると250人~300人を招待したりします。そうすることによって会費とは別に、ご祝儀を持ってきてくれる方もいますので、それを新郎新婦の持ち出しに充てて安く済ませることもできます。
引き出物に頭を悩ませることもありません。会費制の引き出物はちょっとしたお菓子やケーキ、二人の名前がびっしり書いたトイレットペーパーだったこともあったな。まぁぶっちゃけ引き出物なんて要らないから会費安くしてくれって思ってますけど。
あとこれは会場によりけりですが、自由なアイディアを盛り込んだ披露宴ができます。
私の結婚式の場合は自転車に乗って入場とか、サプライズプロポーズ等好き勝手にやらせてもらいました。